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dbカバードワラント・ライブラリー
dbカバードワラントの商品や投資戦略にご関心のある方のために、「ライブラリー」を開設しています。
よくあるご質問
Q. 同じ株・金融指標について、複数のカバードワラントを上場することは可能ですか? A. カバードワラントの本質的な部分は、カバードワラントの条件のいずれかを変えることによって変更することが可能であることから、同じ株に対して複数のカバードワラントを上場することは可能です。例えば、ドイツ銀行以外の発行体が、ある時点において同じ株式や金融指標に対するコールワラントやプットワラントを上場していることにお気づきになるかもしれません。ワラントの発行体、行使価格、満期については、大阪証券取引所のホームページその他でご確認いただけます。
Q. ビッドとオファーのスプレッド、あるいは売買スプレッドとは何ですか? A. 大阪証券取引所での価格をご覧になれば、どのカバードワラントにもビッド/買値とオファー/売値が表示されていることにお気づきになるでしょう。ビッド価格とは、投資家の方がワラントを売却できる価格であり、オファー価格とは買うことのできる価格です。この2つの価格の差が、スプレッドと呼ばれるものです。あるカバードワラントのビッド価格が120円、オファー価格が130円であるとしましょう。このカバードワラントを買う場合には、130円の価格を支払います。このワラントをすぐに売るとすれば、120円を受け取ることになり、10円の損となります(取引コストは無視しています)。大阪証券取引所では、発行体と契約した指定参加者がスプレッドを提示する業者となります(ドイツ銀行の場合、ドイツ証券株式会社)。10円のスプレッドは、指定参加者が買い手と売り手の両方を務めることに対して課す価格です。 ドイツ証券株式会社では、スプレッドの大小にも着目してカバードワラントを選択されることをお勧めいたします。スプレッドが小さければ、投資家にはポジションを解消するコスト効率がよくなり、また、発行体側が法外な費用を請求せずにワラントの流動性を保証としている姿勢を示すことにもなります。スプレッドの規模に注目しましょう。
Q. カバードワラントの売買はどうやって行ったらいいのでしょうか? A. 大阪証券取引所のカバードワラント上場制度は普通株式に準じた取引制度となっており、原則として同取引所に対して株式売買の取り次ぎを行っている証券会社等でお取引いただくことが可能です。詳細につきましては、お取引口座をお持ちの証券会社等にご相談ください。
Q. 自分のカバードワラント投資はどのようにモニタリングしたらいいですか? A. 投資家の方は、大阪証券取引所の価格フィードを表示した各種インターネットサイトや、大手日刊紙(日本経済新聞等)でカバードワラントの価格の動きをモニタリングすることができます。
ドイツ銀行では、各カバードワラント発行のすべての条件を記載した、包括的な法的書類である、大阪証券取引所の承認を受けた発行プログラムに基づいてカバードワラントを発行します。カバードワラントの発行条件を記載した商品概要説明書は、ドイツ証券株式会社のオフィスで入手していただけます。
Q. カバードワラントを購入するメリットは何ですか?- まず、カバードワラントには株式などそのものを購入するのに対して、ごく一部の費用しかかかりません。但し、比率で言えば一般的にその価格は株式などよりも急激に上下します。従って、投資家の方は、カバードワラントでは株価などの動きに対してより大きなエクスポージャーを得ることが可能となります。
- 第二に、カバードワラントには一般的に、株式の売買ほどコストがかかりません。カバードワラントの価格は通常原株の価格よりも低いことから、仲介手数料も少なくなります。なお、お取引される証券会社などによっては必ずしもこの限りではありませんのでご留意ください。
- 第三に、プットワラントは、下落相場において既存の株式ポートフォリオを守るための、一種の保険として利用することが可能です。
- 最後に、カバードワラントは、株式に投資した資本を解放するために利用することができます。投資家の方は、現在の保有株式を売って、比較的小さいコストで、同じ数のカバードワラントを買うことができます。
Q. どんな可変要素がカバードワラントの価格に影響を及ぼしますか? A. カバードワラントの価格は、下の表にまとめた5つの可変要素に影響されます。矢印は、対応する可変要素の変化に応じて、カバードワラントの価格がどちらの方向に動くかを示しております。
可変要素 | 可変要素の変化 | コールワラントの価格の変化 | プットワラントの価格の変化 | 原資産の価格 | ↑ | ↑ | ↓ | ボラティリティ | ↑ | ↑ | ↑ | 金利 | ↑ | ↑ | ↓ | 満期までの期間 | ↓ | ↓ | ↓ |
- 原資産の価格 – 上で述べた通り、これは、カバードワラント価格のキードライバーです。
- ボラティリティ – これは、原資産のリスクの標準的な基準です。ボラティリティが高いほど原資産のリスクは高くなり、従って、ワラントの価格は上がります。
- 金利- 発行する各コールワラントについて、発行体は原資産を購入するための資金を割り当てます。借入コスト(金利)が上昇すれば、ワラント価格もこれに応じて上昇するという形で反映されます。同様に、金利が上昇すれば、プットワラントの価格は下落します。
- 満期までの期間 – 満期までの期間が長いほど、カバードワラントの価格は上がります。これは、カバードワラントがインザマネーとなる確率が高くなることによります。
Q. 企業は時に、株式分割、増資や合併を行ったり、株式の額面価格を変更することがあります。こうした原資産に対して発行されたカバードワラントはどうなりますか? A. 大阪証券取引所に上場されているカバードワラントについては、原資産の株式や金融指標にご質問のような変更(コーポレートアクションと呼ばれます。)が発生した場合、取引所の規則に基づいて処理が為されます。この処理の中には、上場廃止が含まれます。詳細については大阪証券取引所の規則をご参照ください。
用語集
売呼値 金融商品に対して求められる価格。発行体または証券会社は、この価格で売却します。
アット・ザ・マネー 原資産の価格が行使価格と同じか非常に近い場合。>アウト・オブ・ザ・マネー、>イン・ザ・マネーもご参照ください。
可能な価格フロア ワラントの種類 | コール | プット | 実態価値 | イン・ザ・マネー | 行使価格 < 原資産 | 行使価格 > 原資産 | >0 | アット・ザ・マネー | 行使価格 = 原資産 | 行使価格 = 原資産 | =0 | アウト・オブ・ザ・マネー | 行使価格 > 原資産 | 行使価格 < 原資産 | =0 |
ビッド価格 金融商品に対して提示される価格。カバードワラント市場では、発行体または証券会社がカバードワラントの買いについて提示し、投資家が売ることのできる価格のこと。
損益分岐点 コール(プット)の場合に、投資家が利益を出せるより上(下)の価格レベルを表します。取引コストは考慮されません。
コール:ワラント価格/カバードワラント付与率+ 行使価格
プット:行使価格 – ワラント価格/カバードワラント付与率
コールワラント(コール) 合意した満期日またはそれ以前に、一定の行使比率に従って、原資産を行使価格で購入する権利または差額の支払を受け取る権利が得られるワラント。コールワラントは多くの場合、単純にコールと呼ばれます。
現金決済 ワラントの条件において、原資産の引渡しの代わりに、現金決済が合意される場合があります。その場合、原資産の時価と行使価格の差額(カバードワラント付与率で調整)が支払われます。これは標準的な慣行です。
デルタ 原資産の価格が変化した場合に、カバードワラントの価格の絶対的変化を示す指標。
ヨーロピアン・オプション 特定の権利行使日のみに行使可能なワラントのこと。ヨーロピアンスタイル・オプションとも呼ばれます。
行使 オプションによって得られる権利を使用すること。これには一般に、通知書が必要となる。ただし、大阪証券取引所に上場されるカバードワラントはすべて、権利行使日にイン・ザ・マネーである場合には、自動的に行使されます。カバードワラント保有者は、行使通知を行う必要はありません。
カバードワラント付与率 1ワラントに対してどの程度の原資産が割り当てられているかを示す指標で、イン・ザ・マネーの場合、償還金は以下のように計算されます:
コールワラントの場合
(1ワラント当たりの償還金)= {(最終参照価格)-(権利行使価格)}x(カバードワラント付与率)
プットワラントの場合
(1ワラント当たりの償還金)= {(権利行使価格)-(最終参照価格)}x(カバードワラント付与率)
[注] 上記計算の結果、1円未満の端数が生じた場合、切り捨てとなる場合があります。
ヒストリカル・ボラティリティ 過去の特定の期間中のワラントの原資産の価格の変動率。
インプライド・ボラティリティ 市場で特定の時期に取引されるオプションとワラントの価格に基づいて決定されるボラティリティ。
イン・ザ・マネー ワラントに本源的価値がある状態、すなわち、コールの場合には、原資産の時価が行使価格よりも高く、プットの場合には低い状態のこと。>アット・ザ・マネー、>アウト・オブ・ザ・マネーもご参照ください。
発行体 カバードワラントを発行し、それが表象するオプションの債務者である機関・会社
ロングコール 原資産の価格の上昇を見越して投資するためにコールワラントを購入すること。
ロングプット 原資産の価格の下落を見越して投資するためにプットワラントを購入すること。
流動性供給者 発行体は、大阪証券取引所に上場する自社のカバードワラントについて、流動性供給者(LP)となる指定参加者(会員証券会社等)を指名する必要があります。大阪証券取引所ではLPが上場書類に明記される選んだ方法により、継続的な呼値の提示または呼値の請求によって、流動性を供給するという義務を履行することを認めています。継続的な呼値の提示では、ある銘柄のビッドとオファーが大阪証券取引所に継続的に提示されます。ドイツ銀行発行のカバードワラントの場合、ドイツ証券株式会社が指定参加者として流動性供給を行います。但し、原資産の売買停止その他の制限措置が発動されている場合や、流動性供給者におけるシステム障害が発生している場合においては、必ずしも流動性供給が為される訳ではないことに留意が必要です。
満期 カバードワラントの「寿命」は、条件によって決定されます。オプションは満期に失効します。
アウト・オブ・ザ・マネー ワラントに本源的価値がない、すなわち、コールの場合には、原資産の時価が行使価格よりも低く、プットの場合には高い状態を表します。>アット・ザ・マネー、>イン・ザ・マネーも参照してください。
プットワラント(プット) 合意した満期日またはそれ以前に、一定の行使比率に従って、原資産を行使価格で売却する権利が得られるワラント。所有者はまた、適切な差額を受け取ることもできます。プットワラントは、多くの場合単にプットと呼ばれます。
スプレッド ビッド価格と売呼値の差。スプレッドは、比率として、あるいは通貨単位で指定することも可能です。注:カバードワラントのスプレッドを比較するためには、同じカバードワラント付与率に基づく必要があります。
ストラドル 同じ原資産の、行使価格と満期も同じコールとプットを同時に購入すること。突然の価格の変化や、ボラティリティの上昇から利益を得ることを目的とするものです。
行使価格 オプションの原資産である金融商品を購入することができる価格(コール)または売却することができる価格(プット)、並びに、該当の場合には現金決済の計算に使われる価格。
時間価値 時間価値とは、現在のワラント価格と本源的価値の差です。時間価値は、ワラントの買い手が直接の投資家に対して持つ利点(レバレッジ効果)に対して支払われる対価と解釈されます。ワラントの購入者は原資産の購入者よりも支払う額が少ないことから、流動性のメリットに基づいて決定されます。 時間価値 = ワラントの価格 – ワラントの本源的価値
原資産 株式や株式指標等、カバードワラントが権利の対象とする金融資産。
ボラティリティ ボラティリティは、1年等、特定の期間の原資産の価格の変動率を測るものです。>ヒストリカル・ボラティリティ、>インプライド・ボラティリティもご参照ください。
カバードワラント 証券化したオプションの国際的な通称。株式を発行・上場する会社が、自社が将来発行する新株に対して付与する予約権(新株予約権)もワラントと呼ばれますが、これとは異なり、権利行使に伴い受渡しされる株式の発行者と無関係な会社が、発行済み株式に対して権利を付与する、という特徴があります。また、原資産は株式に限らず株価指数その他の金融指標も含まれます。
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